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「オトウサン」違い

先日、ダーの従姉妹さんの配偶者の1周忌に出席してきたのだけど、
その従姉妹・キミコさんが

「最近オトウサンの話が普通にできるようになったのよ」

と話しかけてきたの。
私は彼女のいう「オトウサン」が
てっきり彼女の父親・シゲ叔父さんの事だと思い、
キミコさんとシゲ叔父さんの間に何か確執でもあって、
最近仲直りしたのかしら、なんて考えながら聞いてたんだけど、どうも話がおかしい。
よくよく聞いてると、彼女の言う「オトウサン」とは
彼女の亡くなった夫のことだとわかってきた。

そういえば、昔昔、私が若かった頃、
同じ社宅の年上の奥様から「こないだお宅のオトウサンを見かけたけど、急いでたんで挨拶しなかったのね、ウンヌンカンヌン」と言われ、
そりゃあ、私の父は1・2回家庭菜園の野菜を持ってきた事はあったけど、なんで挨拶まで・・・?と訝りながら聞いているうちに、その「オトウサン」というのが、私の夫・ダーである事に気づいてのけぞりそうになったわ。
だって、夫は私の父親じゃないもの!

その年上奥様のお宅では、ご主人の呼称は「オトウサン」かもしれないけど、
よその夫についてそう呼ばわるのは如何なものか、
「あなたのだんな様」「あなたのご主人」とかなんとかわかるように言うべきではないのかしら?
というのも、私が夫の事を「おとうさん」と呼んだことがないからなんだけど。
「パパ」でもない。
「とうちゃん」でもない。
無論「トウサン」もない。
つーか、そういう家庭内での役割を表す言葉で呼んだ事がほとんどないのね。
だから、「オトウサン」て言われると、
義父あるいは実父を思い起こすわけ。
まさか「夫」の事だとは夢にも思わない。

でも、世間の人は
自分の夫の事を「オトウサン」ってすらりと言う。
他人の夫の事まで「オトウサン」って言ってきちゃう。
私の混乱はまだまだ続くようだわ。
by kumorinotini | 2010-12-24 22:30 | 雑感 | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


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