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ドラマ「三毛猫ホームズの推理」と「ATARU」

・「三毛猫ホームズ~」
トリックのゆるさはおいとくてして、この求心力のなさな何なんかしら?
出て来ただけで犯人がわかっても、ストーリー展開が秀逸ならまったく気にならないわ。
どういう論理を駆使してこの犯人に到達するのか、犯人は探偵から逃れようとどういう詭弁を弄するのか、とかいろいろ楽しめる部分はあるはずだし、これまではそうだったもん。
ギャランティの関係で、ひどい時は番組欄に並ぶ名前を見ただけで犯人がわかる時もあるくらいだし。
でも、話をどう転がすかで充分楽しめるはずだし、これまでは楽しんでもきた。
だけど、これは・・・どう考えたらよいのかしら?
わからない・・・・何が悪いのか・・・・?

あ、猫がぶさ可愛いかった。
「バーテンダー」の時も思ったけど、相葉さんの演技力は本物だと思う。
血が苦手で高い所も駄目、ちょっと神経の細い主人公を丁寧に演じていたわね。
藤木さんは、こういう微妙に変な人をやらせるとえらくうまいし、面白い。
イケメンなのに。
その辺がいつも不思議なんだけど。
大政さんのキッパリとやりきるところも良いわ。
じゃあ、どこが悪いのかと言うと・・・
う~~ん・・・全体に大味というか・・・・何なのかしらね?

・「ATARU」
シリアスなくらい真面目なシーンとコミカルな場面のせめぎあい、を見るうち思い出した。
これは「SPEC」と同じ手法かな、と(スタッフは全然違うみたいだけど)。
シリアスとコミカルの配分を間違えるとえらく悲惨なことになるんだけど、
う~~ん、
これはギリギリなんとかバランスがとれている方かなぁ・・・・
どこかモニョモニョする部分もなきにしもあらずだけど、
このバランスが好きな人には受けるかもしれないわね。
ただ、次の回も見てみたいと思わせるものはあった。
そう。
いろいろと気になるのよ。
警視庁の美人刑事・蛯名の母の死が自殺とされているのに何かあるらしいのやら、
上司・沢がどうやらそれについて何か知っているらしいのやら、
チョコザイ君の能力と何故今日本にいるのか、
一応行方不明なのにチョコザイを公的に捜そうとしないアメリカ側の人らしき存在やら。
蛯名家だってなんだかなぞめいていて不思議な感じだし。
というわけで次回も見てみようっと。
by kumorinotini | 2012-04-16 10:11 | | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini