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スウィング・ガールズ

映画をTV放映したのを見ました。

たしか「ウォーター・ボーイズ」の監督さんの作品だったはず、と
予断の塊となって見てしまったのが不幸の始まり・・・
私の中でふくれあがった予想と作品との落差がものすごくって
心の中で「なんじゃ、こりゃ~~っ!?」と叫んでいました。



弁当屋がいくら時間がないからといって
真面目そうでもない女子高生に弁当を届けさせるだろうか?
しかも遠方の地へ。

と、その前に補講ですらダレダレになっている高校生が
遠くまで弁当を届けにいこうと考えるだろうか?
夏真っ盛りのやたらと暑い日に。

いくら補講の教師かもしんないけど
教師もついていけよーーー!!

なんたらかんたらとひっかかりまくりの導入部分。

もし実話だとしたら・・・
そんな女子高生についていけない。

創作だとしたら
作りすぎではないか。

私は設定の嘘には平気だけれど
感情の嘘は嫌いだ。

楽器が欲しくてバイトしてるわりに真剣味が感じられないし
もーもー
やりすぎというかわざとらしさ満載にしか思えない内容で
笑いどころもゼロだったし。

やっと見られる場面になってほっとしたら・・・
エンディングロールが流れてくるでやんのっ!!



・・・最悪




彼女達がぶつかり合いながら
ジャズを練習するシーンがもっとあってもよかったんじゃないかと思う、
あんなつまらんバイトシーンを入れてくるくらいなら。

なんたってジャズだぜ。

ジャズはセッションだぜ。

ぶつかりあい、さぐりあい、相手に合わせていきながら
自分を出していく、そういう音楽だぜ。

なのに
いきなりうまくなられてもなぁ・・・

というわけで消化不良の<映画>だったのであります。
by kumorinotini | 2005-11-15 11:13 | 映画 | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini