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映画「イン・ハー・シューズ」

なんともムキツケなタイトルというか原題まんまじゃん!
もっと違うタイトルはなかったのかしらね。

初めのうちは
なんだ、この妹は!
と呆れたり、腹が立ったり。
こんなの絶縁されて当然よ、ここらで見るのやめようかしらと
思ったんだけど、全部見て正解だったね。
前半のむちゃくちゃぶりは後半を引き立てるためといっても過言ではない。
と言いたいとこだけど
彼女の資質に合う仕事と、
彼女を理解してくれる人にめぐり合えたからの後半の落ち着きなんで
前半のひどさは合う環境にいるといないとではこんなに違うって事かね。

ただの困ったチャンだったマギーが
介護施設(ったって、かなりお金持ち専用みたいだけど)になじみ
服選びが上手だという才能を生かしてオバアチャマたちに重宝され、
彼女が難読症だという事を認識し
ゆっくりと声を出して読書する作業療法みたいなのをしてくれた教授(みたいな)のおかげで
落ち着きを取り戻すマギーをディアスが魅力的に演じてました。
ただシャーリーマクレーンがマギーのオバアチャン役で出て来た時は驚いたけど。
ああ、とうとうそういう年代になったのねって。

最初はなんじゃこりゃあーーー!だったのに、
最後は、なんともいえない優しい気持ちで見終わる事のできた映画でした。
頑張って最後まで見て、よかったぜい。
by kumorinotini | 2014-05-22 22:12 | 映画 | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini