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ドラマ「東京~」「あすなろ~」「ゼロ~」「昼顔」

もーめんどくさいから俳優さんの名前で書いちゃう。
■「東京スカーレット」
ご都合主義の部分もあるけど、許容できる範囲。
キムラ緑子さんが女ゆえのハンディにいらつきながらも刑事として頑張っている役を好演。生瀬さんは過去に悲しいものを抱えているせいか、解決のためなら多少のというかかなりの無茶もやってしまう刑事の役、これまた好演。刑事としては未熟で結婚詐欺にもあってしまう若い女刑事に水川あさみ。但し、この女刑事、野生の勘とでもいうか、そういうのが鋭い。
前半コメディ調で後半しんみりは狙い?
新設されたNS課の主だったメンバーはこの3人。この3人でどうNS課を切り回していくか・・・
実際のゲーテッドマンションの住人があそこまで愚かなんだろうかと思わないでもないけど、話を面白くするためなのかしら?
生瀬さん、ここ1・2年ドラマに出ずっぱりのような。

■「あすなろ三三七拍子」
娘の彼氏が来るというので気負っている柳葉パパ。
いっぽうヤクザかと思ったら、応援団のOBの会合。
この二つが交互にテンポよく描かれる。
軟弱そうな青年(金髪ピアス)と盛り上がるおっとりとした妻と娘にいらだつ柳葉、(妻役の菊池さんが秀逸。こういう役をやらせたら最高)
対して暑苦しいくらい男臭い集団(全員黒の背広に押忍の挨拶)はいまや潰れようしている母校の応援団の存続に向けて苦悩している。
リストラ筆頭の男だから必死になるだろうと期待して、応援団存続に向けて母校の大学に送りこむのだが、この男、応援団のおの字も知らず、サポートについたOB二人(ほんこんさんと反町さん)を嘆かせるのだ。
このOB二人のやりとりが妙に面白い。
語彙が少ないのか、自分の予想を裏切るものすべてを「世も末だ」ですませてしまう。
雨中の新歓での校歌の斉唄にはちょっとウルッときてしまいました。
ところで、
なんだかひどく顔面劣化したゴウリキさんは必要なのか、と。
え?ゴウリキさんありきのドラマだから当然?ああ、そうですか。

■「ゼロの真実~監察医・松本真央」
導入部分の映像、ブルーがかった画にヒロインの真っ赤な鞄が印象的で、お、これはこれは、と思ったのも束の間、現場に入り込んで死体を検案してるよぉ~
成人男性にも成人女性にも見えないヒロインが、すんなり入り込めるなんてマズイでしょ。
ここはご都合主義でいくのかな?
その後、ヒロインがかなり問題児であるのはよーく表現できているというか、まあ、そうでないと困るんだけど。
このヒロインと双璧をなすほど、これまた変わり者らしき刑事に佐々木蔵之介さん。
笑わない武井さんはそこそこ見られるなと思いました。
さてさてここにも生瀬さんご出演。笑いの部分の担当のようです。売れっ子ですなぁ~腕があるから。

■「昼顔」
普通の主婦である上戸さんを浮気に持ち込むためにえらく苦労してますなぁ。
よく考えると普通の主婦じゃあないんですが・・・とにかく、ラブアフェアを楽しむたちではない女性を、とでも言いましょうか。
相当ムリがあるような。
しゃにむにというか無理矢理というか・・・あっちを曲げ、こっちを曲げ、強引にであります。
だけど、普通の奥さまでも魔がさす時があるんだから
あそこまで無理矢理にしなくてもよかったのでは、なんて考えます。
無理矢理にした事でかえって違和感が出たような。
(小さな疑問。雑誌の編集長ごときの給料であんな豪華なおうちを建てられるものなんでしょうか?もともと資産家なんでしょうか?)
さて、浮気に関して、いろいろ理屈をこねてた吉瀬さんだけど
北村さん扮する挿絵画家に書いてもらった絵を見ると
なにか複雑な思いがありそうですね。
しかも手当たり次第の男漁りを見ると、素敵な結婚生活の潤滑油、本物の恋愛は結婚してからという、一見優雅な理屈がふっとんでしまいます。
彼女にはそうしてしまう、あるいはそうしないではいられない理由があるんでしょう。

ところで
北村さんの肉食獣のような目つきがスゴイです。
飢えた虎が羊を前にしているみたいでした。」あるいは暗い情熱とでもいうのでしょうか。
吉瀬さん、そうとう頑張らないと食われてしまいますよ、北村さんに。
余計かもしれないけど。
by kumorinotini | 2014-07-18 22:32 | | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini