ランチ会余話~口止め、妹が母に
2016年 10月 27日
「この愚痴の話はお父さんにはしないでね。
前に電話で愚痴言った時、お父さんに話したでしょ。
あの後お父さんから手紙が来たよ。
ああ、説教の手紙だなと思ったら、ほんとに全部説教でウンザリした」
どんなことが書いてあったの?と聞くと
「人を嫌ったりうらんだりしてもいいことは何もない。人を許し、明るく生きることが大事。その良い手本はあなたのお母さんです。お母さんは不平不満もなく毎日明るくいきています」
みたいな事が書いてあったんですって。
母言うに、
この手紙を父はこっそり書いてこっそり投函したようだと。
いや~~~笑っちまったよ。
母が娘相手に言いまくっている愚痴を聞いたら、父はなんと思うのだろうと。
まったく!
知らないって幸福だな。
自分の頭のハエを追ってろって話だ。
それにしても、なんで人ってお説教が好きなんだろうね?
お説教っていい気分になれるからかしらね。
いや、いい気分だろうね、自分をコトはタナに上げて
上から目線で物を言うんだもんね。
ああ、そりゃあ、いい気分さ。
一回やったらやめられないよ。
される方はたまったもんじゃないけど。
私も昔、母からお説教の手紙をもらった事があるわ。
怖ろしく誤解した挙句に
「あなたの考えは不毛の考えです」なんて事が書いてあって苦笑するしかなかったよ。
あんた、私の言ったこと、書いたことをまったく理解してないよ、と思ったわよ。
そして、さぞかしいい気分で文章を書いたことだろうなと思うと
ものすごく不愉快になりましたさ。
私はお前らをいい気分にさせつ道具かよって。
もっと悪い事に父も母も書きながら、これは子どものために、と固く信じて疑わなかったろうなという事。
自分のやる事に一点の曇りも持たない人って・・・最悪だわよね。
もっと悩めよ、迷えよ、考えろよ。
母の理解力のなさは読書をしないからだろうかと考えたりする昨今だけど
あんなに本を読む父ですらそうなんだから
それは関係ないのか・・・生来のものなのか学習能力なのかきちんと考察しないからなのか・・・ああ、わからん事だらけです。
とにかく迷惑だというのだけは確か。
そのうえ不愉快。