ドラマ「セシルのもくろみ
2017年 07月 14日
「マイフェアレディ」の変形ドラマで、
筋書きや流れがわかっているからといって拒否する気は毛頭ない。
ドラマはプロセスだから。
どのように展開するのか、どのように納得させてくれるのか
大事なのはそこだから。
読モなんかにまったく興味のないヒロインが読モになっちゃうのは
ひとえに息子の学費のため。
世界の違う読モをすぐに辞めないのは負けん気が強いから。
フリーライターがヒロインを読モにしたいのは
ほかに見つけられなかったのと、
副編がいったんはスカウトしたからと切羽詰まってるから。
副編がヒロインに目をつけたのは、
ヒロインが編集長の好みのタイプだから。
それを利用して何かするのかしないのか。
大きな矛盾はないし、押さえるとこは押さえてある。
なのに、心がはずまないのはなぜだろう?
ヒロインのせいだ。
真木よう子さんがどんなダサイ恰好をしても
彼女に目がいくのだ。
圧倒的なパワーと輝きなのだ。
成功しているらしい読モさんたちをはるかに凌駕しているのだ。
しかもボンヤリした様子の読モ女優の皆さんよりはるかに美しい。
逆にドレス姿は頂けなかったが。
難しいね。
なにか人と違うと思わせないといけないんだけど
しょっぱなからみせてしまうとこういう事になる。
by kumorinotini
| 2017-07-14 21:57
| 観
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