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未明にボイラーが止まる

21日、土曜日、朝4時前ときならぬ音声ガイドの声。
2回繰り返して入ったにもかかわらず、寝ぼけた耳にはよく聞き取れず、
とりあえずガバッと飛び起きるとダーも飛び起きてきた。

「今の何?」

火事の警報だったら、もっとずっと鳴ってるはず、一体なんだろうとあちこち見回すと、廊下の電気はついている。
停電ではないみたいだけど、さらに見回すと・・・
FF式暖房の電源スイッチが消えている。
冬季は16度設定で付けてあるはずなのに・・・

「ダー、暖房が消えてる・・・」
あわててメインリモコンをみると、いつもなら時刻と温風用のお湯の設定温度の80の文字がしっかり表示されてるはずなのに、アスタリスクに似た模様が表示されていて、電源スイッチの蛍光ランプが点滅。

取り扱い説明書を引っ張り出してエラー表示のページを読むもエラーのときは数字が表示されるらしく、アスタリスクの説明なし。
さらに詳しく読んだダーによると

「どうも設定前に戻ってるらしいぞ」

念のために捨てずにとってある電気ストーブトは地下のランクルーム、
灯油式のポータブルストーブも地下だけど、今、ここに灯油はない。
とにかく地下に行って電気ストーブを持ってこなくちゃ。

その前にできる事はやってみるか、とメインリモコンの電源を入れ直し、
給湯のスイッチを入れて水道を出してみると水が少しずつ温かくなってくる。

「ダー、お湯は出るよ!」

それなら、ってんで暖房入力のスイッチを入れてみると「80」の数字がピカリとついた。
ファンヒーターの電源を入れてみる。
「お願い、動いて!」と祈るような気持ちで暖房の前で待っていると、
駄目かなと思った頃、ヒュウと温風が吹き出てきた。
良かった、これで義父母に寒い思いをさせないですむ。

「ダー、ばあちゃんの部屋の暖房も見てきて」

すぐにダーが戻ってきて

「スイッチ消えてたから入れてみたら、暖かいのが出てきた。大丈夫」

はあ、よかった・・・時刻設定の方はうまくいかなかったけど、
これは暖房のタイマー機能用のおもに必要で当座は使わないから、あとでゆっくり取り組むことにして、実は去年、この機器の会社のメンテナンスサポート契約をしてたので、そこに電話してみた。
そりゃ、動くには動いたけど、なんか怖いじゃない?
すぐ来てくれると思ったら、「朝一番で折り返し電話します」とのこと。
なぁんだ、急ぎめに役立たずじゃん、でも、まあ動いてるから良しとするか。
というわけで
「まだ、4時半だから。もう少し眠るか」と8割くらい安心して眠ったの。

6時半頃再び起きて、じっくり時刻設定をやってみたら、それもOK。
朝8時頃、メンテナンスサービスからちゃんと電話があって

「止まったのは今朝早くですね?実は今朝停電がありまして、そのせいだと思います。お客様の同じMSの方やお近くにお住まいの方などから、ずっと電話が入ってまして・・・明け方の暴風でちょっと停電になったみたいで、そのせいで止まったんだと思います。あ、再び設定したらちゃんと動いてるんですね?だったら、大丈夫だと思います。そのまま使ってみてください」

その後、起きてきた師匠や義父に聞いてみると二人はあっさり言った。

「朝の4時ちょっと前に停電があった」と。

あちゃーーーそうだったのか。
ま、これも勉強。
ダーが単身赴任でいない時でなくてよかったわ。
ひとりだったら、もっとパニクってたかもしれない。
ちゃんとお勉強のチャンスをくれたのね、ボイラーが。
by kumorinotini | 2009-02-24 13:58 | 暮らし

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini