2017年 03月 12日 ( 1 )

映画「天使のくれた時間

十数年、家族なしでも平気だった男が
パラレルワールドでたかだか数日家族のいる生活をしただけで
「家族万歳!」になるものかねぇと疑問です。

そういう映画なのよ。
13年前、泣いてすがる彼女を振り切ってロンドンに研修に行った男が
その後ものすごく成功して(どうも投資会社のCEOだか社長になったらしい)るわけね。
で、なぜか独身。
彼女はどうしたんだ?
彼女はロースクールに行ってその後結婚する予定だったんじゃないの?
そうなってないのなら
彼は結婚に向かない男だったのか
彼女とどこか合わない面があったんだろう、とか思うわけさ。

なのに妙な妖精だか天使だか悪魔だかと出会って
ポンとパラレルワールドに放り込まれるんだね。
ニューヨークで成功してる男がたとえタイヤ販売店の店員だったとしても
やはり成功してると思うのね。
単なる従業員でなくてさ。
せめてタイヤ店の経営者であってほしい。
能力ってそういうもんでしょ。
なのにイチ従業員なの。
資質って何さ?
能力って何さ?
とか叫びたかったですよ。
なんでこんなのが大都市で成功できたんだよ?ってさ。

アメリカ映画って
こういった「家族万歳」好きよね。
家族でありさえすれば幸福になれる、みたいな。
冗談じゃないですよ。
どれだけ「家族」に向いてない男が家族をもっていることか。
お前がそんな気を起こさなかったら、みんな幸福だったのにと
舌打ちしたくなる例がごまんとある。

家族を持ちたかったら
それなりの覚悟と努力をしてほしいものです。
その覚悟や努力が報われないかもしれないとさらに覚悟してさ。

ほんとに家族万歳の垂れ流し、困るわよね。

え~~と、そういったなんの根拠もないのに「家族万歳」を叫ぶ映画でした。

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by kumorinotini | 2017-03-12 22:36 | 映画 | Comments(0)