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自殺の予見

イジメによる自殺において、
学校側が自殺を予見できたかどうかが裁判の目玉になっているようだけど、
(これまで学校側が「予見は無理」の姿勢をとっていたのが、
 急に「予見できた」と認めて結審しそう(した?)なんだけど)
不思議な気がする。

教育になんら携わってない度素人の私からすると、
イジメがある=死者が出るかもしれない、はデフォルトだ。
死者は殺人かもしれないし自殺かもしれないので、どっちと断定できないけど、
これまでのイジメ問題で殺人も自殺もけっこう起きていると思うのだが、
学校側からするとこの程度の事例数では特に配慮するべきものでもない、
あるいはなんら参考にすべき数ではない、なのだろうか?

ずいぶん前のことだけど、師匠のクラスでイジメ問題があると発覚した時、
真っ先に私が思ったのは死人が出ないでくれというものだった。
私が考えすぎなのか、
学校側が鈍いのかどっちかだと思うのだけど、
こういう問題の時は転ばぬ先の杖、という発想で動くべきなんじゃないかと思う。
死なれてからでは遅いのだ。

学校ってそのあたり鷹揚なのかしら・・・?

まあ、他人の子供だからね、
どうでもいいのかもしれないわね。
そうよね、
自分の身さえ安泰ならば
他人の子供なんて
どうなろうと関係ないわよね。
自殺するなんて
まったくはた迷惑だな、なんて思う程度かもしれない。

もしも、そう考えていたとしたら・・・・


20年以上前からまったく進歩していない事になる。


教師も人間、って事なのかもしれないけど。

 

山形マット死事件 1993
西尾市中学生いじめ自殺事件 1994
中野富士見中学(鹿川くん)事件 1986
滝川市友音さん事件 2005
長野県立丸子実業高校 2005
瑞浪中学2年の女子生徒事件 2006
福岡県筑前町立三輪中 2006
名古屋大教育学部付属高校 2006
神戸市須磨区の私立滝川高校 2007
by kumorinotini | 2010-03-26 21:53 | 雑感

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini