期待される女
2010年 07月 30日
昨日の夕方、ダーの大阪にいる従姉から電話があった。
そこで問題ふたつ。
ひとつめの難題。
「大丈夫?元気出てきた?」
と、心配してきたこと。
思わず、何が?って言いたくなったけど「元気にしてます」と答えておいた。
四十九日の時にも、義母の兄の未亡人がさ、
私の手をにぎって
「大丈夫?どうか力を落とさないでね、元気出してね」
とこの私を励ましてきて、内心、のけぞったことがあったんだけどさ。
みんな、何を私に期待してるの?
義父母を失って、体調不良に陥ってる嫁?
悲しみのあまり立ち直れないでいる嫁?
まさかね・・・・
でも、そうとしか思えないこの言葉の数々・・・・
とてもじゃないけど
「スッキリしてます」なんて言えない。
そりゃあ、私が義父母と大の仲良しだったら、そういうのもありえなくもないけど
まったくそうじゃなかったんだから
ここは『心配、ご無用!』だわよ。
それにしても
一体何を私に求めているんだか・・・
気味が悪いです。
何かそういった<嫁ー舅>愛とか<嫁ー姑>愛とか
そういう気持ちの悪いものを求められているようで。
自然とそうなるんだったら
別段気味悪くないけど
私と義父母との間は
しょっぱなからそういうものをはらんでおらず、その後もそういったものは一切生じようがなく来ました。
皆さん、何を勘違いしていらっしゃるのか?
それとも、親戚として勘違いしたいのかしら・・・・?
それは困るなぁ。
うん、困る。
そういうありえないものを求められるのは困る。
そういう演技するのは好きじゃない。
さらにふたつめの問題。
従姉さんはのたもう。
「それでね、お盆も近づいてきたことだし(亡くなった叔父に)何か送りたいのだけど、お線香とお花、どっちがいい?」
そして
「(あなた方にも何か送りたいのだが)素麺かウドン、どっちがいい?ほかに欲しいものがあれば遠慮なく言うて」
というものだった。
最初の方には「お花」を指定し、後のほうは「ご遠慮申し上げたい」とお答え申し上げた。
お返しとかいろいろ考えると面倒でしかないからだ。
すると敵は
「お返しなんて考えなくていいから」
とのたもう。
「本当にそれは考えんでええから」
と。
内心、『あんたも長いこと生きてきたならわかるでしょ?そういうわけにはいかないって。
去年の夏だって、義父は“はあはあ”言いながら、這うようにしてスーパーに行って、お返しを申し込んでたわよ。
嫁には任せられないらしくって。
それに、義父からしたら気持ちの近い可愛い姪だから、送ってもらってニコニコで済んだかもしれないけど、
こっちからしたら滅多に会わない遠方の従姉。(それこそ葬式でしか)
そこに落差があるのをわかってよ。
っていうか、ああこれでやっとお中元攻勢から逃れられるとほっとしてたのにぃ。
と本音は言えないから
「お返しとか考えるといろいろ大変ですし、どうか、もう気を遣わないでください」というと
敵が、まあ、前出のお返しなんて考えんでええからって言ってきたわけよ。
ココで負けるとあとが大変だから
「いえいえ、ちゃんとしないと亡くなった義父(ちち)に怒られますから。夢に出てきて怒鳴ると思いますし」
と言うと、敵は
「怒らへんよ~いつもの優しい顔でニコニコして『いいよ、いいよ』って言ってくれはるし~」
だって。
仰天したわよ。
「いつもの!」
「優しい顔で!」
「ニコニコ!」
思わず、それは誰ですか?って言ってしまいそうになったわ。
義父ときたら、顔を使い分けやがって!
ったく!!だわよ。
客観的にみれば、
可愛い姪と気に食わない嫁。
まあ、そうなるのは当然なんだけど。
だけど、ここまで<優しいオジチャン>を親戚一同に植え付けられてるってことは
私がいくら「義父に何度も怒られた、怒鳴られた」といっても信じてもらえないわけで。
(ダーだって信じないと思うわ)
DV男と結婚した女が信じてもらえないのと同じ立場になるんだなぁといささかショックだったわ。
きっと誰も信じてくれないのよね、私に腹を立て、怒鳴る義父の姿を。
しかも理不尽な理由で。
なんだか脱力の夕べだったのよ。
そこで問題ふたつ。
ひとつめの難題。
「大丈夫?元気出てきた?」
と、心配してきたこと。
思わず、何が?って言いたくなったけど「元気にしてます」と答えておいた。
四十九日の時にも、義母の兄の未亡人がさ、
私の手をにぎって
「大丈夫?どうか力を落とさないでね、元気出してね」
とこの私を励ましてきて、内心、のけぞったことがあったんだけどさ。
みんな、何を私に期待してるの?
義父母を失って、体調不良に陥ってる嫁?
悲しみのあまり立ち直れないでいる嫁?
まさかね・・・・
でも、そうとしか思えないこの言葉の数々・・・・
とてもじゃないけど
「スッキリしてます」なんて言えない。
そりゃあ、私が義父母と大の仲良しだったら、そういうのもありえなくもないけど
まったくそうじゃなかったんだから
ここは『心配、ご無用!』だわよ。
それにしても
一体何を私に求めているんだか・・・
気味が悪いです。
何かそういった<嫁ー舅>愛とか<嫁ー姑>愛とか
そういう気持ちの悪いものを求められているようで。
自然とそうなるんだったら
別段気味悪くないけど
私と義父母との間は
しょっぱなからそういうものをはらんでおらず、その後もそういったものは一切生じようがなく来ました。
皆さん、何を勘違いしていらっしゃるのか?
それとも、親戚として勘違いしたいのかしら・・・・?
それは困るなぁ。
うん、困る。
そういうありえないものを求められるのは困る。
そういう演技するのは好きじゃない。
さらにふたつめの問題。
従姉さんはのたもう。
「それでね、お盆も近づいてきたことだし(亡くなった叔父に)何か送りたいのだけど、お線香とお花、どっちがいい?」
そして
「(あなた方にも何か送りたいのだが)素麺かウドン、どっちがいい?ほかに欲しいものがあれば遠慮なく言うて」
というものだった。
最初の方には「お花」を指定し、後のほうは「ご遠慮申し上げたい」とお答え申し上げた。
お返しとかいろいろ考えると面倒でしかないからだ。
すると敵は
「お返しなんて考えなくていいから」
とのたもう。
「本当にそれは考えんでええから」
と。
内心、『あんたも長いこと生きてきたならわかるでしょ?そういうわけにはいかないって。
去年の夏だって、義父は“はあはあ”言いながら、這うようにしてスーパーに行って、お返しを申し込んでたわよ。
嫁には任せられないらしくって。
それに、義父からしたら気持ちの近い可愛い姪だから、送ってもらってニコニコで済んだかもしれないけど、
こっちからしたら滅多に会わない遠方の従姉。(それこそ葬式でしか)
そこに落差があるのをわかってよ。
っていうか、ああこれでやっとお中元攻勢から逃れられるとほっとしてたのにぃ。
と本音は言えないから
「お返しとか考えるといろいろ大変ですし、どうか、もう気を遣わないでください」というと
敵が、まあ、前出のお返しなんて考えんでええからって言ってきたわけよ。
ココで負けるとあとが大変だから
「いえいえ、ちゃんとしないと亡くなった義父(ちち)に怒られますから。夢に出てきて怒鳴ると思いますし」
と言うと、敵は
「怒らへんよ~いつもの優しい顔でニコニコして『いいよ、いいよ』って言ってくれはるし~」
だって。
仰天したわよ。
「いつもの!」
「優しい顔で!」
「ニコニコ!」
思わず、それは誰ですか?って言ってしまいそうになったわ。
義父ときたら、顔を使い分けやがって!
ったく!!だわよ。
客観的にみれば、
可愛い姪と気に食わない嫁。
まあ、そうなるのは当然なんだけど。
だけど、ここまで<優しいオジチャン>を親戚一同に植え付けられてるってことは
私がいくら「義父に何度も怒られた、怒鳴られた」といっても信じてもらえないわけで。
(ダーだって信じないと思うわ)
DV男と結婚した女が信じてもらえないのと同じ立場になるんだなぁといささかショックだったわ。
きっと誰も信じてくれないのよね、私に腹を立て、怒鳴る義父の姿を。
しかも理不尽な理由で。
なんだか脱力の夕べだったのよ。
by kumorinotini
| 2010-07-30 11:27
| 舅と姑とその周辺