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式場の料理

先週の土曜日にダーの親戚の結婚式に出席してきたわけだけど・・・・

式場の料理って期待できない、というかしちゃいけないというか、そういうもんだとちゃんとわかってるけど、
今回はあまりにも積極的にまずかったので、
そこで結婚パーティーを開いた若い二人のために、ちょっと腹が立ったわ。
若い二人は式場側がある程度ちゃんとやってくれると信じて、
ここでウェディングパーティをしようと申し込んだのに、
式場側が二人の信頼を裏切るなんて、ちょっとひどすぎるんじゃないかと。
親族が二人の結婚式を思い出すたび、
ああ、あの料理の、まずかったアレねぇ、なんて心のうちで思うなんて、
あまりにも可哀想だと思うのよ。

普通程度の料理でいいのに。
なんで、あそこまでマズクするのかしら?
わざと、としか思えないほど不味かったのよ。
素材はけっこう良い物を使ってるのに、それをわざわざマズクするなんて、
一体シェフは何を考えているのかしら?
料理の才能のないシェフなのか、
新郎新婦に何かしらの恨みがあったのか・・・・
そこまで深読みしたくなるほどのお味でしたわ。
 


魚介類は全部火の入れすぎで固くなってるし、
茶碗蒸しは塩も醤油もお出汁も感じないというか、味がほとんどしないうえにトロトロしすぎだし、
2色のソースで味付けしたエビは同じテイストでしつこいし、
長ったらしい名前のソースはただまずいだけだし、
でも、後から考えると、それはまだまだましだったのよ。
一番最悪なのは、〆に出て来たご飯。

ビーツ入りの鯛めし、って触れ込み(「真鯛とビーツの幸せな御飯」って名前)なんだけど、
なんだか酸化した油をまぶした御飯を食べてるみたいで、一口で止めた。
これ、私だけかと思ってたら、なんとダーまでが「マズイ・・・」と言い出して、驚いたわ。
お金とってこんなの食べさせていいのかと思ったわ。

パーティーの会費はひとり1万5千円※、
いろいろ差っぴいて多分料理は一人当たり2千円くらいの予算だと思うんだけど、
それだけあったら、もそっとマシなのが出来るのじゃないかと思うのよね。
それとも、もっと予算が低かったのかしら?
それならそれで、エビのカニのと歌わなくていいから、
そこらへんの食材でいいから、きちんとお出汁をきかせた、もう少しちゃんとした味付けのを出してほしかった。
トヨ叔母なんか「あんたんとこの法事(の仕出し屋)の方がずぅっと美味しいよねぇ」とダーに言っていたくらいだわ。

考えてみると、結婚式は1回こっきりの付き合いだけど、
法事はそのあとも数回行われるわけで、
使ってもらえるかどうかがかかってるから、気合の入り方が違うのかな?

それにしても、本当にひどい料理だった。


一応メニュー。

・季節の恵みが奏でる5種類の華やかなハーモニー(→アンティパスト)
・本鮪・活〆車えび・カンパチ・烏賊とサーモン花造り(→刺し身)
・手長エビのカダフィ包み焼きと帆立貝ムースリース
・歓びの共演 伊勢海老2色祝い盛り
・牛ヒレ肉のパイ包みロースト マッシュルームのクリームソースとポルト酒のソース
・道産の魚介をふんだんに使った自然卵茶碗蒸し
・タラバ蟹のグラタンとスズキのポワレ 2色ソース
・真鯛とビーツの幸福な御飯
・ガトーマリジョレーヌ 芳醇なアーモンドが香るシアワセの奏で


※ダーの従姉妹のタエコさんが「おたく、よく二人で出席したわよねぇ」と感心したような、呆れ帰ったような物言いをなさったわ。そうね、私もそう思う。そのうえ、ご祝儀として3万円包んだんだから、少しオカシイわよね。
by kumorinotini | 2011-06-01 13:28 | | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini