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正しいオバサンの道

今月の真ん中くらうにいつもの薬を頂きに病院へ行ったら、前の理事の奥様67歳にばったり会ってしまったの 。本を読んでいたので、気付かないでいたらあちらから
声をかけてきて、そこはご近所さんてことで会釈をしたんだけど、どうにも嫌だな・・・と思って、その奥さまを気にしながら本を読んでいたら、奥様はバタバタと処置室に行ったりなんだりしているのよ。
お、忙しそう、これなら大丈夫なかとちょっと安心してたら・・・
そうはうまくいかない。
バタバタが終ると、すぐさま私の隣に来て「何の病気?」
直球だわぁ。
仕方ないので、血圧で、と答えると
「私も。それとインフルエンザの注射」
さらに
「ずっとここ?うちはね、最初はF内科だったんだけど、あそこの先生と合わなくて、こっちに移ったら、主人も一緒に移ってきて主人のすい臓がん発見されたの。手術で治ったんだけど、ずっとFさんに通ってたらどうなってたろうね?」
そんな事聞かれても・・・
「今日は、予約して注射に来たのに、お時間ありますか?って言うのよ。
時間かかるんなら、昨日のうちから言えってーの。来てから言われてもねぇ」
と、病院側の対応の悪さをひとしきりぼやいてたわ。
その日はどうも緊急の入院があれこれあったらしく、いつになくばたついていたし、患者さんもたまっていたみたい。
だが彼女によるとそんな事は知ったこっちゃないらしい。

だけど、他人の病気を聞いてくるなんて勇気あるなぁと思うわ。
下手したら「ガンで余命3ヶ月、今日は経口のモルヒネをもらいに」
なんと聞かされるかもしれないとは想像しないのかしら。
あるいは知られたくないとか。
病気なんて究極の個人情報よねぇ。

でもさ、こういう風にならないとオバサン道は極められないのかもしれないわね。
私には無理だなと痛感したひとときでした。

by kumorinotini | 2013-12-10 22:31 | 雑感 | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


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