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AIDの子どもたち

新聞に載ってたんだけど
AIDで生まれた子どもが実の父親を知りたがっているのに
法律にはばまれて知ることができないばかりか
AIDで生まれたことに苦しんでいる、と。

当事者でないから言えるのかもしれないけど

ガキじゃあるまいし
馬鹿か、と。

20歳越えて、ぐれてんじゃねーよ!!

実例として載っていたのは仮名23歳の女と仮名29歳の男の話で
親から打ち明けられるまでまったく気付かなかったというから
どれだけ愛され、慈しまれて育ったかがわかろうというもの。
ただ精子を提供しただけで
親になる気も覚悟もなく、子に対する思い入れも何もない生物学上の親を知り、会って
どうしようっていうんだろ?
20数歳になるまで可愛がってくれた今の親の気持ちをなんだと思っているんだろ?
そんなに血のつながりが大事か?
君らと親がはぐくんできた20数年の絆は何なんだ?
その20数年はまやかしの嘘八百だったというのか?

20数年積み重ねても、ただ生物学上の親に負けるって
情けないよねぇ。
たとえ血がつながってなくてもいままで可愛がってくれた父がいるのでは駄目なの?
そんなにDNAが大事ですか?


この人たちとは逆に
20歳近くまで
私は父の血をひいていない訳ありの娘なのではないかとずっと疑っていたわよ。
父の反対を押し切ってAIDでもうけたか
よその男の子を妊娠したままだまって父と結婚したか
そんなところだろうとずっと固く信じていたわよ。
でないと、いろいろといびられる理由がわからなかった。
だけど、私はどんどん父に似てくる(容姿が)し
あげく
「あんたは性格がお父さんそっくりで歪んでいる」と母に言われる始末。
どう考えても私は両親の子どもらしい。
その時の衝撃たるやなかったわね。

結局、私は私であるがゆえに父に嫌悪されるという事実を認識せざるをえなかった。

だから、親に打ち明けられるまで
まったく疑いもしなかったという前出のAIDのお二人さんの話は
贅沢このうえない話に思えるんだわ。

幸福なやつらって
どこまで行っても、ノウテンキなんだな。
ちょっと腹立つぜ。
by kumorinotini | 2014-05-12 22:42 | 雑感 | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini