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竹山さん

竹山さん、変わったなぁ、と思う。
いや、違うな。
変わったんじゃない。
彼の素の部分が見えてきたんだと思う。

相方がいる時はキレ芸で売れてきたんだけど
相方は残念ながらあの世へ行ってしまった。

この後、相方なしでどうキレ芸をやっていくんだろうかと思っていたら
竹山さんはじわじわとキレるのを減らし、
なんだかやりっぱなしオモシロ芸人のお母さんみたいになってきたのだ。

それはもう「寺内貫太郎一家」のお父さんが「時間ですよ」の松の湯の女将さんに変身したくらい、変化したのだ。

というわけで
ザキヤマさんとか有吉さんとかその他今旬の芸人さんたちが
実に嬉しそうに竹山さんにまとわりつくんだなぁ。
それは子猫が母猫の尻尾にじゃれついているような光景だ。
芸人たちがどんな無茶ぶりをしてきても
竹山さんは『この子は、もお~しょうがないわねぇ』という表情をしながら
みんながじゃれついてくるのを優しく受け止めるのだ。
それはもう<お袋さん>とでも呼びたくなるほど
懐が深い。
収録が終った後も興奮状態の芸人たちの連発するボケを
ふんわりと受けて、ちょっとだけ返してくれるのだ。

だが、竹山さんのすごいところは<お袋さん>の部分だけではない。
「嵐」の相葉さんと共演している「相葉マナブ」では
別な顔を見せる。
物作りの時、竹山さんはいきなり<親方>の顔になる。
フライパン・包丁・まな板を作ったりしている同番組だが
竹山さんは何故か職人の親方のような顔になる。
右往左往する弟子たちを見守り、最後に出てきて仕上げるのだ。
大阪との言葉の違いを体感するコーナーでは
コンビニのオーナー店長の顔になる。

共通するのは
若手を受け止める、という事だろうか。

そういう目で見るせいか
メガネの奥の細っこい目は限りなく優しい。
by kumorinotini | 2014-07-19 22:17 | | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini