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映画「シティオブエンジェル」

死者を天にみちびく使者のセスは死者を迎えにいった先で
患者を救えなかったと自分を責める外科医のマギーに恋をする。
だが、姿を見せることはできるけど、天使のままではマギーに触れることは叶わない。
悩むセスの前にかって使者だったという男が登場し、人間になる方法を教えてくれる。
セスは人間となりマギーと結ばれるのだが、その翌日、マギーは交通事故で死んでしまう・・・

とストーリーを書くと見もフタもないけど、だって、そうなんだもの。
「ベルリン愛の詩」のリメイクだってさ。
死者を迎えに来る、この人たち、原題でも天使となってるけど、
なんとこれが黒尽くめの服装なんだね。
どう見ても死神です。
死神でいいじゃん。
で、この死神、もとい天使の皆さんは図書館に住み、夜明けの海岸に集まるのだそうで
その映像がなんとも言えず、荘厳で静謐。
で、最後にセスが海の波にもまれるとこがちょっとわからない。
マギーのために人間になる事を決意したのに
そのマギーが死んでしまって、セスはどうするんだかね?
別な女に恋をしてその子と一緒に生きるのか
マギーの思い出を胸に孤独に生きるのか。
ただ日本では厳しい生き方よね。
だって、戸籍がないもの。
アメリカだって、社会保険番号とかそういうのがないと厳しいんじゃなかったっけ?
あるいはどこの国でもそうだけど、どこにでも抜け道があるのかな?
なんて余計な心配をしました。
と、愛だって、愛ゆえに人間になる道を選ぶなんて馬鹿じゃないの、とも思いました。
そこまでに価値が<愛>にあるんだか。

by kumorinotini | 2015-02-15 22:02 | 映画 | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini