ナゼ人ヲ殺シテハイケナイノ?

「相棒13」の「鮎川教授最後の授業」の中でこの課題が出てきたんだけど
(ドラマの中では回答は示されなかった。ま、難しい問題だわさ)
子どもがこういう質問をすると
「なんてことを!!当然じゃないか!そんな事考えるんじゃない!!」
と眉間にしわを寄せるというか怒鳴っておしまいという人々がいるらしいけど
こういう質問だからこそ、大人は丁寧に答えるべきだと思う。

当たり前です!なんて、子どもが納得する答えじゃないわな。
わかんなかったら、わかんないでいいのにさ、
怒鳴って黙らせるって最低だわ。

その質問が何か裏があってなされたのか本当に無邪気なのかはわからないけど
大人は真剣に答えるべきだと思う。

じゃ、お前はどう答えるのかと問われると
はなはだ困って「わからない」と言うだろうな、と。
何故いけないのかずいぶん前から考えてきたけど
明確な答えは出せないでいる。
ただ、確かに言えるのは、
誰かを殺そうと思っているあなた、そう、あなたです。
それは止めた方がいい。という事は言いたい。
そいつが今あなたの命を狙っていて、今殺さなければ、数秒後にはこっちが殺されるんだというのであれば別だが、そうでなかったら、止めた方がいい。
あなたのために。
あなたの幸福のために。

いやいや、
殺したい相手は誰にも愛されてない、こいつがいると誰かが迷惑する、こいつが死んだところで誰も悲しまない、こいつを殺したところで私の心はびくともしない、一回殺してみたかった、等々弁明するかもしれないけど
何がどうだろうと止めた方がいい。
人の心というのは変化する時がある。
心変わりってのは恋愛以外でもけっこうあるのよ。
今は平気だと思っても、ある時、ガラリと変化して後悔するかもしれない。
身体がガクガク震えるほど悔いるかもしれない。
その時では遅いのだ。
殺してしまったら、元にはもどせない。
覆水盆に返らず、なんて生易しいものじゃない。
ターニングポイントを越えてしまっているんだから。
死んでしまったものを生き返らせることなんてできないのだ。
もしも心変わりしてしまったら、
あなたは後悔にさいまなれ、自分を責めて責めてその後の人生をおくることになる。
それが地獄ですよ。生きながらの。
だから、言うんです、止めておけと。

絶対気持ちは変わらないって?
それは人間というものを理解してないね。
「絶対~~という事は世の中には絶対ない」のだよ。
「絶対」という言葉はこれのみしか使っちゃいけないね。
人の心は経験とともに変化する事が多々あるんです。
体型も変わるし、食べ物の好みも変わるし、
考えだって変わるし、感動するものすら変わる。
なかなかに流動的なのだよ。

だから、君の心の平安のために
人は殺さない方がいいと言っているのです。
どうしても殺したいんだったら、あなたが死ぬ間際しかないね。
死にかかってる時にそんな余裕あるかどうかわかんないけど。



それとね、
できれば意図して傷つける事も止めた方がいい。
後で悪い事をしたと反省した時に謝罪することはできるけど
許してもらえるかどうかはわからないからね、やはり、止めておいた方がいい。

のたうつほど苦しんで生きたい、というM嗜好なら、それまでだけど。
心の平安を保つ、というのは大事だよ。
特に年取るとね、大事になってくる。
エネルギーがなくなってくるからね、余計な事にエネルギーを使いたくないし
使ってる余裕もなくなるんだよ。

だから、取り返しのつかない事はしないにこした事はない。
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by kumorinotini | 2015-02-25 22:11 | 雑感 | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini