人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「命が助かっただけでも」~被災者と避難者

タイトルの言葉は311の時に助かった被災者の数人が口にしていた言葉だけど本当にそうなんだろうか?
被災して、4年たった今も津波の被災者のほとんどはかなり苦労しているわけで
そのことを思うと、助かってよかったんだろうか、先に死んだ者の勝ちなんじゃないかと思えてならない。
被災した方ご本人たちがかく信じてるのを関係ない他人がはたからどーこー言うのもよろしくないので黙ってるけど、
私だったら、ああ、こんなだったら死んだ方がましだったと考えるだろうな。
でも、死ねなかったんだから、仕方ないと諦めて生きるだろうな。

ところで
原発のせいで避難を余儀なくされた人々の中で
国から支給される<避難手当て>みたいなのを、パチンコでまるっとすってしまったらしい人たちの心理がわからない。
津波で家を流された人には、そんなお手当なんか出てないはず。
(間違ってたらごめん)
自分たちで一からやり直し。
だから、「命が助かっただけで」なんて言ってるのを聞いても、
そうなんだろうか、今もこんなに大変なのにと思ってしまうけど、
原発避難者にはけっこうな額のお手当て(と聞いている)が出てるわけでラッキー以外の何ものでもないと考える私はノウテンキなんだろうか。
お金もらえてるんだぜ。
一生じゃないけど、それでもかなりの額だと聞いている。
住んでたとこを離れなくちゃならんのは、まあ、気の毒だと思うけど
そこは住めば都って言うじゃない。
帰りたい、帰りたいといつまでもぐずぐず言いたい気持ちはわからないでもないけど
言ったところで帰れるわけもないんだから
そこは気持ちを切り替えて、新しい場所になじもうとか思わなかったのかね?
思わなかったんだろうね。
だから、いつまでもぐずぐず言うんだろう。
(言わないで、新しい土地になじんだ人にはゴメンと言います)

転勤族のこちとらからしたら
なんでそこまで故郷にこだわるのか理解できない。
私なんて結婚前から数えたら、11箇所転居してることになる。
若かったせいと覚悟してたせいもあってか
前のとこに帰りたい、帰りたいと思ったことはない。
となると、物は考えようで、ずっと同じとこに住み続けた人々って場合によっては気の毒だな。
もっと心を柔軟に持てばいいのに。
生まれてしまったんでずっと住んでるけど、今度はもっと暮らし易いとこに移れるチャンスじゃん!!!と考えるのは転勤族だからかもしれない。
だってさ~あれこれ比較し、一番と思ったとこに引っ越せるんだぜ。
と思うんだけど、そんな事言おうものなら
前の家が一番なんです、よよよ~と泣かれるのかな。
そうなんだろうな。
結局自分で選んでない、覚悟してないのが問題なんだろう。
だけど、もう、帰れないのだからいい加減に諦めることも大事だと思うけど。
by kumorinotini | 2015-05-06 22:18 | 雑感 | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini