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映画「アンネの追憶」

アンネの親友だとかいうハネリ・ホスラーにインタビューしたものをベースに映画にしたもの。
映画の中身としては・・・

「1935年のアムステルダムでのアンネとハネリの出会いから始まり、幸せだった頃の2人の友情と潜伏生活に伴う別れ、収容所での過酷な日々と2人の偶然の再会、生還したアンネの父オットーとハネリとの交流を、1979年のオットーによる子供たち向けの講演における回想の形で描き、『アンネの日記』の前日譚と後日譚となっている。

ただし、登場人物や描かれたエピソードについては、エンドクレジットにおいて「歴史的事実から想像し、創作されたものである」としている。」

ドイツ人がユダヤ人を迫害するのがそもそも間違いなんだけど
だけど、そういう人種間の愛憎ってのが否定できないところでもあるんだけど
アンネたちが住んでいたのはオランダなわけね。
そのオランダをドイツ軍が支配しており、
ユダヤ人を片端から拉致してポーランドやドイツに送るってのが
今考えるとおかしな話で。

つくづく思った。
国は強くあらねばならないって。
戦争に勝てる国であらねばならないって。
戦争して負けるって、こういやって侵略される事だよね。
戦後アメリカ軍が一時的に日本を支配したけど、あれがどれほど紳士的だったか。
そうでなかったら、と考えるとぞっとするわね。
やはり、戦争したら勝てる国でないと駄目ね。
そして、難民として祖国でないとこに住む時は、その国に溶け込まないと駄目よね。
くっきり分かれて暮らすってことはいつ何時こういう迫害を受けるかわからないって事だ。

フランク一家をかくまっていた人たちはどうなったんだろう?
女性は放置されたけど、男性は刑務所に入れられたようです。

ところでさ~
列車に荷物みたいに入れられてアウシュビッツに着いて列車から降りた時、ドイツ軍兵士の数より拉致されてきたユダヤ人の方が圧倒的に数が多いのに、彼らはたいしていない兵士に支配されてしまうんだよね。
なんかこういうのって怖いよね。
羊の群れが数等の牧羊犬に追い立てられるみたいでさ。

なんで数で勝っているユダヤ人が勝てないか?
兵士が武器を持ってるからだねぇ。武器は何者より強いってわけだ。強い武器を持たないと駄目ってことかもしれない。


by kumorinotini | 2015-09-18 22:42 | 映画 | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini