昨日説明を

火曜の昼過ぎ、父から電話があった。
その時私は買い物に出ていて、最初は夫さんが出て
数分して帰宅した私に代わったのだけど
代わる前に父の言うのをさらに夫さんごしに聞いたところでは
「ばあちゃんが昏睡状態になっている、
 食べ物も受付ない。緊迫している。
 のことについて主治医から説明がある、と看護師さんが言った」
とのこと。
で、主治医の都合のいいのが、水曜は終日、木曜は午後から金曜は午前。
むむう。
緊迫ってわりに余裕があるじゃん。
家族3人のスケジュールをすり合わせて連絡がほしい、とのことらしい。

その時父が言うには
「水曜は昼頃歯医者に行く」
緊迫ってわりに歯医者かよ?!と思ったけど、言葉にはしていない。
病院側も三日も余裕を見ているという事はほんとは緊迫じゃないんじゃない?
じゃあ、緊迫ってなんだ?
と思いながら、スケジュール合わせをして、木曜に午後3時にお目にかかることになった。

結句わかったのは
医療関係者のいう緊迫とかそういうのは素人のこっちが考えるのより
相当長いんだなと再確認しただけだった。
え~~と、母の状態としては、

最近眠っている時間の方が長くなった、
せん妄も出てきている。
これは薬によることもあるのだが、今回は病気の進行によるものだと思う、
さいわい出血は止まっているらしいので、輸血の必要はないし
今度出血が始まったら、輸血も厳しいし、そんなにもたないだろう、
あるいは肺炎になる可能性もある、
このまま大きな変化なく徐々にいくとしたら1~2か月、
急変したら1か月もたないかもしれない、
今はかろうじて話ができるので、会わせたい人がいたら今のうちに、
という事だった。

私は誕生日までもつだろうとふんでいたので
緊迫と聞いて、つい喪服の用意をしてしまったわよ。
緊迫って、1~2週間って感じするのよね。

と先生のお話が終わって、
別室で先生の話をまとめた書類を読み、納得しましたのサインをした後に
まさかの父の

「日野原先生の本を読むと、点滴は末期の患者にとって苦しいだけと書いてあったのだが、
 枯れるようにはいかないのか」発言。
妹との話に納得したんじゃないのかよ。
と、ナースさん、落ち着いた様子で

「そうですね、大量(1000~2000cc)の点滴は、排せつの難しくなっている今の状態では
 体のそこらじゅうに溜まり、そして、それはむくみになって現れます、
 でも、うちでしている点滴は200ccです、負担にはならないと思っています。
 N先生は緩和ケアの専門医ですから、安心して任せてください」
みたいな事をゆっくりかんでふくめるように言ってくれた。
その丁寧さになんだか涙が出そうになった。
その前に、父が
「もうお母さん(=彼の妻、つまり母)も帰ってこないから服とか処分している」
と言ったのを聞いて、冷酷な私でさえ、ちょっとひどいな、
この人ははやく母を死なせたいのだろうか、
面倒になったのだろうかと思ったばかりだったので。

まあ、面倒だよね。
病院側にはいい子ぶるけど、家族には当たりがきつい母だからね、私も妹も辟易してるくらいだしね。
だけど、それは言わなくてもいい事だろうと思うのだ。
家族だから、つい言ったのだろうか。
なんだかひどい家族だけど、そう思わせるのが母の業であることも確かだ。

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by kumorinotini | 2018-09-14 21:17 | 母の胃がん | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


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