女優業は続いているんだな

父が、主治医も説明の後、ナースにさらに丁寧に説明を受けた後、
「ほんとにこちらには良くしてもらって」
と何度も礼を言うとナースの方でも

「いいえ、こちらこそ**さん(母のこと)には
 とても助けられてます。いつも明るくて、文句ひとつ言わないで云々」
等々言ってくださったのだけど
それを聞いて、ああ、母の女優業も極まれり、だなと
ある種の感慨を持ったわ。
その分、私と妹にしゃべる愚痴や不平不満は増え
私と妹はライフを削られていくんだけどさ。

そろそろ母にせん妄が出てきたので
女優でない姿を夫さんに見せてしまう可能性も出てくると思い
母の女優業について夫さんにやんわり教えたんだけど
ピンとこなかったのか、なんだか怪訝な顔つきだったわ。
そうよね。
私だって、母の楽屋での姿を知らなかったら
なんてひどい事を言う娘だろうと思うところだもの。

でも、そうなのよ。
演じる女なのよ。
なんのためかわからないけど
ずっとそうだったのよ。
明るくて、弱者に優しい女性を演じてきたのよ、腹の中はけっこう黒いのに。
普通の人でも多少演じる面はあると思うけど
母の場合はほとんど異常というか過剰で、
ああいった性格はどこでどうやって作り上げられたのか、知りたいもんだわ。
酒乱の父親を持ったせいなのか、子供に対してほとんど興味のない母親を持ったせいなのか。
謎だわ。
さらに不思議な事に
そういった性格なくせに母は自分大好きだというのよね。
恐ろしいまでの肯定感。
そこも異常じゃないかと思うんだけど。
人間、完全じゃないから、何かしら自分に不満な部分を持つと思うんだけど
それがないって豪語すんのよね。
それを聞いた時、そんな人、存在するのかと驚いたわよ。
う~~ん、やっぱ、異常なんじゃないだろうか。

[PR]
by kumorinotini | 2018-09-15 22:23 | 母の胃がん | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini