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ドラマ「冗談じゃない!」と「バンビ~ノ!」

★「冗談じゃない!」~
まったく趣味ではありませんでした。

★「バンビ~ノ!」~
これはマンガが原作だそうですが、原作の方は読んでいません。
原作を読んでいる人は違う感想を持つかもしれませんが・・・

始まって5分で「のった!!」が始動しました。

地方の小さなイタ飯屋(シェフとバイト二人)の厨房で天狗になっている若い男。
恋人と将来、イタリア料理店を開く夢も持っており
「地元じゃ負け知らず~」の状態です。
何故かお客さんの受けもよく天狗の鼻は伸び放題。
それを心配そうに見守る店のオーナーシェフ。
シェフは叱りとばす、なんてのが苦手な性格なのでしょう、
そこで考えたのが かつて共に修行した仲間で、
東京で大きな店を構えて繁盛させている男のもとで
鍛え直してもらう、という事でした。
というわけで期間は春休みの間だけ、
ヘルプという形で東京の店に行くことになったのですが・・・

慣れない東京、慣れない厨房、余り友好的でない厨房スタッフを前に
若さゆえに、ちょっと見栄を張ってしまう浅はかさ、
視聴者が「もっと謙虚になれよ」と思っていると
そこに福岡での場面が入り、
あーーそうだ、今まで<お山の大将>だったんだもんなぁと
納得させるようにできています。
不安と自信の間を大きく揺れ動きながら、
少しずつ天狗の鼻が歪み折れていくさまを、
そして、負けん気の強さから自分を嫌っている厨房スタッフに
食らいついていく青年をマツジュンが好演しています。

佐藤隆太さんの演ずる香取がまたたいへん良いです。
苦労してこの位置に来たからこそ
オーナーの知り合いの紹介だというだけで<パスタ>を担当するなんて
香取には許せないのです。
佐藤さんに関しては、
周囲を和ませる明るくお茶目な青年の役しか見た事がなかったので
全く笑顔を見せないこの役柄は新鮮であるとともに、
この人も優れた俳優さんなんだなと新しい発見をしました。

ホール長(イタリア語でなんとやら言ってたけど、覚えられず)役の北村一輝さん、
日本人のイメージするイタリア男そのままで、
えくぼの浮かぶ魅力的な笑顔でホール内を移動する姿が非常に美しく
まるで優雅なダンスステップを踏んでいるようでした。
多少しつこくも感ぜられたボーイ達の踊るような動きは、
店がこういう格式であるという事を表現したものでしょうか。

あらら。
なんだか誉めすぎですね。
アバタもえくぼってヤツで。
欠点もありますよ。
一番の欠点は・・・・見終わったあとにイタリアンが食べたくなる事。
こんな夜中に作って食べたら、太る事間違いなし。
by kumorinotini | 2007-04-22 17:13 | | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini