忍者参上!
2008年 10月 01日
昨日、午後から義父はちょっとお出かけしたの。
義父がいなくなるとたいていは静かになる義母上が
何故かだんだん義父を呼ぶ声が大きくなってきたのね。
「父さん!父さ~ん!!」て。
どんどん大声になるので、気になっていってみると
「父さんが返事をしない」との訴え。
「父さんはお仕事でおでかけしてるよ」というと
「父さんならそこにいる」と義母上がお指し示しになったのはなんと天井。
むむ。
お義父上ったら無茶なところにおいでになる。
「何やってるんだろうね?何やってるかわかる?」
と聞いてみると義母もわからないとのこと。
仕方ないので天井に向かって
「お義父さ~ん、何やってるんですか~?」
と声をかけるふりをし、ちょっと間をおいてから
「お義母さん、お義父さんたら何も答えてくれない。どうもお仕事に夢中になってるみたい。もうちょっと待ってみようか?」
と言ってみると
「どのくらいかかるか、聞いてみて」
と義母上。
ちゃんと考えたら、
自分が聞いても答えないものを
嫁の私が聞いても答えるわけないとわかりそうなものなんだけど。
っていうか、天井に夫が張り付いてる、なんて考えないか。
ま、このへんが認知症のすごいところと言えばすごいところかな。
さらにすごいことに天井の義父の隣には義母の母も張り付いていたらしい。
これまた、すごい状況。
想像して思わず笑ってしまったわ。
義母によると、天井に両手をついて張り付いていて
顔はこっちを向いているんだって。
ハエか。
その後、義父はひとっ飛びで台所に移動し
そこから部屋に来たのだそうな。
想像力を刺激される毎日よ。
by kumorinotini
| 2008-10-01 09:26
| 舅と姑とその周辺