人気ブログランキング | 話題のタグを見る

認知症に関する日本新薬の広告の文章

新聞’08/11/5  日本新薬の広告より

**********

認知症予防の生活学
[脳はどこから老化する?]

健康管理のポイントは病気の早期発見、早期治療とその予防ですが、認知症も例外ではありません。認知症が始まる前から誰にでも起こりうるわずかな脳の機能の衰えをトレーニングでカバーすることが有効と考えられています。ひとくちに脳の機能といってもさまざまですが、早く衰えやすいのは
①見たテレビ番組、行った場所、食事内容など自分の体験を記憶する力
②物事の手順や、一日を過ごし方を考えるなどの計画力
③ふたつの物事を同時に進める力。
たとえば信号を見ながら周囲を見回すなど注意を分割することができる能力です。いわゆる記憶力の低下ーー若い頃のように新しいことがなかなか覚えられない、暗記が苦手になったことなどーーをきにしている方も多いようですが、それは将来認知症になることとはつながりにくいのです。

[脳のトレーニングは、楽しみながら]
早くから老化しやすい①②③の機能は、脳の海馬と前頭葉で支えており、これらの脳力をまんべんなく鍛え、それを長くつづけることが認知症予防につながります。たとえば、旅行はたいへん効果的なトレーニング。もちろん人任せでついていくだけでは意味がありませんが、現地での過ごし方うや行き先を観揚げることで計画力が鍛えられ、帰宅後に写真を整理したり、旅行記を書いたりすれば、記憶力が鍛えられます。仲間と一緒にウォーキングすることもお勧めです。おしゃべりしながら行えば、注意分割力も鍛えられ、楽しく毎日続けられのでは。「ながら仕事」も効果的です。料理が好きな方は、作り終わりに冷めた料理がないように何品か同時進行で作ってみましょう。また、普段から身の回りの雑用をいくつか同時にてきぱきと片付けるようにし、できれば集中力を高め、スピードアップをあげてこなしてみましょう。脳率アップが図れるだけでなく、時間のゆとりもできること請け合いです。

[有酸素運動も脳によい]
ウォーキングなどの有酸素運動にも認知症予防効果があります。海馬や前頭葉の血流が増えて脳の栄養状態はよくなりますし、有酸素運動によって生ずる酵素「ネプライシン」にはアルツハイマー病の原因となる物質を分解する作用があるからです。体重や血液検査と比べて目に見える効果を実感しにくい脳のトレーニングですが、海馬と前頭葉を鍛えることで、脳の老化を14年も遅らせることができるという研究結果もあります。さっそく今日から自分なりのトレーニング方法を見つけてみてはいかがでしょう。「楽しく続ける」、それがポイントです。
by kumorinotini | 2009-02-16 08:37 | 認知症メモ

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini