2018年 08月 07日 ( 1 )

顔を見たくない

今朝9時頃、病院の母から電話があった。
受話器を取って名乗るなり
「(長女)!助けて!家に帰りたい」とわめく。
「何かあったの?」と聞くとちょっとトーンが落ちて
「何もないけど・・・こわくて(こちらの方言でしんどい、具合が悪い事)貧血で死にそうなんだ」と言う。
また、貧血で死にそう、なのかとウンザリしたけど、
その状態で退院の許可が下りるかどうかわからない、ていうか無理だと思う、看護師さんに症状を言ってベッドで寝てた方がいい、というしかできなかった。

母はさらに「うちから輸血に通う事はできないだろうか」と愚にもつかぬ事を言い出す。
家に帰ったところでほとんど役に立たない父がいるだけだ。
きりきりと動かない父にいらついて過ごすことになるだけなのに、
なおも母はぐずぐず言っていたが、
貧血で死にそうといいながら、1階の公衆電話まで歩けるんだしなぁと複雑な思い。

と、硬貨がなくなったのか電話はプツリと切れてしまった。

しばらく電話のとこで待ってみたが、かかってこなかった。

その後、妹から電話があって、
最近母が父の実家のあったアメタツに行きたいと母が言い出したけんで悩んでいたと打ち明けてきた。
「最後の願いかなと思ったら連れていかないと駄目かなぁと思って・・・
 でも、往復で4時間以上かかるとこに車とはいえ、何かあったら私じゃあ対応できないし・・・
  ていうかなんで今頃になって言い出したんだろう?
 今までそういう機会もあったし体調も悪くない時期もあったのに
 1年以上たってなんで?と思うんだよね」

そこで、いつもの母の思い付きなのではないか、放っておいていいし、
3回くらい言ってきたあたりで「無理だ」と言うしかないのでは?と言っておいた。

その後今朝の母の訴えの件を話したら

「ええー?だって昨日なんて、たまに帰宅したらって言ったら
 お父さんのいる家になんか帰りたくない、
 家に帰っても一人だったらちょくちょく帰るかもしれないけど、って言ってたよ。
 まったく何考えてるんだか」
との事だった。
その後母から電話もなかったので、叫んでみて落ちついたのか諦めたのか。

夫さんは優しいから「行ってやた方がいいんじゃないか。見捨てられたと思うんじゃないか」とのたもう。
見捨てられた、と思ってくれるんなら上等!だい。
こんな幸福なことはない。

今の私は母の顔を見たくないのだ。
子供のころから母に言われて傷ついた事が思い出され、
その私になんで援助なんか求めるんだ?と腹立たしいしウンザリする。
傷つけた方はすぐ忘れるけど、やられた方は一生覚えているのだ。
これを母に言ったらきっと「なんでそんなつまらない事をいつまでも覚えてるの?」と不思議そうに言うのだろうな。
そういう人だから。

あ~~親は面倒くさい。

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by kumorinotini | 2018-08-07 22:30 | 母の胃がん | Comments(0)

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


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