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「現実を消費する」

「現実を消費する」

この言葉は「ぼくのメジャースプーン」(辻村深月・講談社ノベルス)の中にあった言葉なんだけど、
ペシャワール会の伊藤さんがアフガンで拉致された挙句に殺された事件をテレビで見ながら、
私たちは現実というかニュースを消費してるんだなぁとつくづく思ったわ。

夕方のニュースでその事を知って、いささか心痛を覚えたのもつかの間、
バラエティ番組を見て大笑いしてしまったのよ、私。
そして、次の朝も<朝のワイドショー>を見て『どんなにかご両親は悔しくて辛いだろう』とまた思ったのよ。
でも、そのあとに・・・の繰り返しよ。 

なんでワイドショーを見たかというと詳しく知りたかったからなの。
でも、私が知ったところで何かできるわけでもなし、
何か食べ物でも食べるみたいに情報を頭に入れただけなのね。
ちゃんと咀嚼して栄養になったわけでもないし、血肉になったわけでもない。
ただ丸呑みしただけ。
ううん、飲み込んでいるならまだしもだわ。
単に喰い散らかしているだけかもしれない。

私たちはニュースを情報をたんに消費している。
あーでもない、こーでもないとねめまわし、
あっちをつつき、こっちをつつき、ひっくり返し、バラバラにし、
最後の最後にようやくいじる所がなくなったのを知って、
喰いカスを捨てるみたいに扱っている。
それで安心している。
一仕事終えた気分になっている。

そういう自分になんだかなぁ・・・と軽い嫌悪感を覚えながら、
他の瑣末な心配もしてるわけよ。
ヘルパーさんが時間が過ぎても来ないけど
『電話した方がいいんだろうか?何分過ぎてから電話するべきなんだろう・・・?』なんてぐだぐだ考えたりしてるのよ。

遠くの大事件より近くの小事なのよね。
でも、そのくせテレビや新聞の情報を気にしてるの。
そして、遠くの大事件に心痛めてる自分にちょっとだけ良い気分になったりしてる。

でも、ほかにできないし、今までこうやってきたし、これからもこうやってしまうだろうし。
たぶんこれが人間だと思うのね。っていうか私だけ?

ま、いいわ。

ていうか、私だけなのかしら・・・?
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by kumorinotini | 2008-08-31 10:01 | 時事

映画「キサラギ」

だいぶ前に映画「キサラギ」を放送したのを一応録画してあったのを、
いいかげんに見なくちゃなぁと思って、途切れ途切れになったけど、昨日とにかく見たのよ。
面白かったわぁ。
あ~あ、ノンストップで見たら、どんなに面白かったろうと思うほど。
すっごく私好み。
(このテープはとっておいて、いつかヒマな時にじっくり見るわ。って、そういうチャンスがくればいいんだけど)

こういう机上の空論ならぬ、推理合戦みたいなのが私は好き。
しかも密室というか舞台劇みたいに部屋一個の中で話が進む、というのもツボだし。
男5人てのもいいわ。
女が入ってきて、変に恋愛みたいなニオイがしてくるのはちょっと嫌なのね。
アイドルは存在するけど、
それはアイドル相手だから 生な恋愛じゃなくて
オブラートでくるんだようなやわらかい恋愛感情だから
私としては許容範囲よ。



■ちょっとネタバレ



それにしても、香川照之さんの正体が何なのかはどっかのブログで読んで知ってたけど、
まさかぽろぽろとほかにも出てくるとはねぇ・・・・

これ以上書くとさらにネタバレになるのでやめとくわ。

■このあとももうちょっとネタバレよ。







机上の空論をあれこれひねくるのが好きで、
はっきりした結論がでなくても平気、という人は楽しめると思うわ。
途中から試写(?)に参加したダーは

「なんだ、誰が犯人がわかるわけじゃないんだ」

と がっかりしてたからね。
宙ぶらりんが楽しめる人でないとダメかもね。
ラストがいいなぁと思ったんだけど(ありがちって言えばありがちだけど)
それはすぐに結論を求めるダーには向いてなかったみたい。
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by kumorinotini | 2008-08-30 09:12 | 映画

かなり不定期?

今日も今日とてバタバタし、
さらに明日からはダーが時期はずれの夏休みをもらったので、
9/4くらいまで更新できるかどうかわからないの。

じゃ、そういう事で。
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by kumorinotini | 2008-08-28 19:07 | 電脳
ビストロ・スマップを見るたびに
人前で<食べる>のってけっこう難しいなぁと思うわ。
ただ食べれば良いってわけじゃないって事を痛感するの。
なんだかその人のすべてが明らかになるような気がするのよ。
隠していたものまで出てしまう、というかね。


人前やカメラのある前で食べる姿を見せるのってけっこう難しいので
食べる姿がどこか窮屈そうに見えても仕方ないのかなぁとも思っていたんだけど、
ある日のお客様・小日向文世さんと栗山千晶さんが食べる姿を見て、
そうではない、普段の姿が出てしまうものなのかもしれないなと
考えなおしたの。
それってけっこう怖いわね。
ま、怖いのはおいとくとして
小日向文世さんと栗山千晶さんの二人は
食べるお客様としては最高ランクに位置するのは間違いないと思ったわ。

二人とも料理が出てくるのをにこにこワクワクして待ち、
出てきた料理を目をきらきらさせながら食べ
「♪おいしいなぁ」とか
「おいしいぃ♪」と
心底美味しそうに嬉しそうにつぶやくのよ。
このつぶやくってのが大事なのよ。
それは促されて言ってるんじゃなくて
思わず出た、って感じなんですもの。

たぶん小日向さんがスマップのほとんどと仕事をしていて
一応顔見知りなのでリラックスできたからかもしれないし、
そういう彼に栗山嬢が引っ張られた部分もあったかもしれないけど。
どういう理由があったにせよ、料理でもてなす側としては
最高に素敵なお客様だわ。

美味しいと感じているにも関わらず
黙々と
あるいは表情のない顔で食べられることくらい
料理人の心の冷えるこはないからね。

小日向文世さんは我が家ではもともと評価の高い役者さんだったので
「ああ、やっぱり素敵ね」だったのだけど、
栗山千晶嬢の話する姿や食べる姿をみて
彼女の好感度がやたらアップしたのも事実よ。
とても好ましい感じだったの。

だから、食べる姿って大事だわ~。

そこで思うのは自分のこと。
私の食べる姿ってどうなのかしら・・・

小さい頃から
「あんた、美味しそうに食べるよね」と時々クラスメイトに言われたし
ダーも
「お前、うまそうに食うよなぁ」
と感心された事はあるけど、どうなんだろ?

鏡の前で食べたって、
それはどうしても鏡を意識してしまうから自然とはいえないわよね?

とここまで考えてから
きっと自分ではわからない方がいいのかもしれないって思ったわ。
「美味しく食べるね」と言われたという幻想というか妄想を信じて生きる方が楽しいもの。
軟弱な考えだとしてもね。
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by kumorinotini | 2008-08-27 09:21 |

チームの名前

師匠の職場では4・5人ずつがチームを組んで仕事をしているの。
ある時、チームリーダーが申し訳なさそうに言ったそうよ。

リ「さっきさぁ、所長がただの1班2班じゃつまらないから、
  チームそれぞれニックネームをつけようって言ってきてさ、
  いきなり何にする?って聞かれて・・・ごめんねー」

師匠「何にしたの?」

リ「・・・ラジバンダリ・・・」

師「・・・なんで?・・・ファンなの?」

リ「・・・ていうか、なんか頭に浮かんできちゃって」

ご存じない方のために説明すると・・・
「ラジバンダリ」というのは
ダブルダッチというお笑いコンビのネタで
片方が扮した、片言の女が何かにつけて言う自分の名前が「ラジバンダリ」なの。
見てもらわないとその面白さは通じないんだけど
「レッドカーペット」にもよく出てくるコンビなので
興味のある方はそちらを見てください。
「金曜エンタ」にも出るかもしんない。

そういうわけで師匠は今「チーム・ラジバンダリ」所属なのよ。
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by kumorinotini | 2008-08-26 13:29 |

復活?

先週の真ん中くらいまで、扁桃腺を腫らしたような症状だった義母だけれど、
後半は症状もおさまってきて、
土曜からは咳も痰もほとんど出ないし、無論熱もないの。
そのせいかどうか、
去年の元気さをとりもどしたかのように一日中元気いっぱい。
そして、再び眠らなくなり、ギラギラした様子で起きているの。
で、義父の姿がちょっとでも見えないと
すぐにそれなりの大きな声で(去年ほどではないにしても)
「どこに行ったー?」
「出て来い!」
と延々と呼び続け
それでも義父が姿を見せないと
「あ゛ーーーーーーーー!!」
と叫んでいるわ。
よくあんな小さい体からあの声が出るものだと感心するほどよ。

入院中は弱々しい様子をして、
やっと聞き取れるようなかぼそい声で話していたので
いまや別人だわ。

 

というわけで
金曜あたりから義父のイライラはつのるばかりなのよ。

イラついたら、義母のそばを離れればいいのに
なんだかんだと理屈をつけて義母に張り付いているのよね。
少しそばを離れたほうがいいって何度も言ってあるのに。
そして、イラついた声で義母を怒鳴っているの。
こっちのアドバイスを拒否して義母に張り付いてるくせに
義母がうるさいからとヒステリーを起すの。
わからないわ。


けっこうマゾ・・・?
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by kumorinotini | 2008-08-25 13:39 | 夫さんの一族
ほぼ1年前の’07・8月下旬頃・・・
私は後悔しながら こんなメモを書いていた。

______________________________________________

夫に
「・お父さんに関して話がある
・感情的にならずに聞いてほしい
 ヒステリーを起こさないでほしい
・できればカウンセラーの気持ちで聞いてほしい
・話は最後まで聞いてほしい
・殴りたくなっても 最後まで聞いてから殴ってください

義父の言葉
「・オンセンチョウに帰りたい
・肉体的にしんどいかもしれないが
 気持ちの辛さに比べたら ずっとマシだろう
・知り合いも一人もいないところで
 部屋にじっといるのは辛い、寂しい、悲しい
 気がまぎれない
・お前たちの生活をこわしているのが
 たまらなく辛い
・母さんに記憶のあるうちに帰ってやりたい
・M(=ダー)には言葉では言い尽くせないほど感謝している

私の報告
「・連日、泣いている
・ウツの手前かもしれない
 (薄暗い部屋の中で膝を抱えて泣いている)
・昼にデパス(安定剤)を飲むのはいやだそうだ 




なんでこんなメモを書いていたかというと・・・

話は前夜にさかのぼるんだけど・・・・

義父が夫にぼそぼそ何か言っているのが聞こえた。
内容はわからない。 
夫が何か言い返して あげく
「俺にこれ以上どうしろって言うんだよ!!」
と怒鳴っているのが聞こえ、夫は荒い足音で茶の間に戻ってきた。
すごく機嫌が悪い。
部屋の空気がピリピリした。

それから一夜あけた午前中、夫は仕事に行き
義父母の部屋から
「寒い!寒くて風邪ひいて死んでしまう!」
と義母の声が聞こえ、それに対して義父が
「死ね!風邪ひいて死んでしまえ!!」
と怒鳴る声が聞こえた。
これはいかん、と私は義父を部屋から引きずり出し
とりあえずお茶を飲ませて話を聞くことにした。

まず出てきた言葉は「オンセンチョウに帰りたい」という言葉だった。
そのあと義父は泣きじゃくりながら
前出の言葉を繰り返し繰り返し言い
「だけど、マット(=ダー)はまだ帰すわけにはいかないと言うんじゃ」
と言うのだった。
そうだ。
夫のいうことが正論である。

だが、言い方というものがあるだろう。

どうしよう・・・・
私が間に入った方がいいのだろうか、
でも、余波を食らって私まで怒鳴られるのはいやだ、
でも、目の前で老人が泣いて苦しんでいるのにそれを放っておく事もできない、
ああ、どうしよう・・・・

結局、天使が勝ってしまった。

「お義父さん、今夜、私がマットに話してみます。
 8月中は無理でしょうけど(カレンダーを見て)
 9月の中旬か下旬に かためて休みがとれそうなところがあるので、 
 お義母さんの調子がよければ帰る事ができるかもしれない、
 それまで頑張れますか?しんどいかもしれないけど、
 あと一ヶ月くらいなんとか我慢できませんか?」

義父は、それなら頑張れるかもしれないと言う。
義母の声がしたので義父は涙をぬぐって部屋にもどっていった。

ひとりになって、ああとんでもないことを約束してしまったと後悔した。
私から見ると たいていの男性は感情的だ。
すぐカッとなる。
ささいなことでヒステリーを起こす。
夫も時々なんでこんな事でヒスを起こすかなぁといったつまらない事で爆発する。
私は怒鳴る男性が苦手だ。
しかも感情的になった男はすぐ暴力に走りやすい。
下手したら殴られるかもしれない、と憂鬱になった。
でも、約束は約束だ。

その夜、義父は(下駄を預けたことで)スッキリした様子だったが
私の方は食欲はなく、胃が痛くなってきた。
冷静に話ができるよう、前出のメモを広げて、私は夫との憂鬱な交渉に入った、
わけのわからない事で何度も私を怒鳴りつけた義父のために。

なんで私がこんな思いをしなくちゃならんのだ?

どうしてあんな約束をしてしまったんだろう?

と、自分の弱さを呪いながら。

(以上が去年のメモ)

_______________________

結局、義父は時々ヒステリーを起しつつも少しずつ落ち着きを見せ始め
9月中旬にダーが義父母を連れて<トライアル>と称して
4泊5日くらいで自宅に一時帰省したのだった。

その後、義父のみ月に1回の割合で自宅帰省し
去年の暮れから今年の正月にかけて3人で帰ったものの
義父が胆石で1週間入院という事態になったため、再び長男のMSに戻ってきている。

義父が言うのには
自宅から2・3分のところに
診療所の医師がヘルパーステーション付きの高齢者用APをつくる予定だそうで
そこに義母を入居させたいのだそうだ。
建物が建つのが来年3月、今年の5月にそのパンフができるので
送ってくれるとのことだったが
それが7月末になるという連絡がき、
今に至っても届かない。

たぶん義父母があっちにもどるのは無理だろうと
私はひそかに思っているのだが・・・・
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by kumorinotini | 2008-08-24 09:01 | 夫さんの一族

やったわ!銅メダルよ!!

観客席で手放しで泣いていた為末選手の姿が映った時
失格や棄権のうえに成立したものだしなぁとちょっと冷静だった私も 
思わず涙が出たわ。

銅メダルは銅メダルだわ。


よく頑張ったわ、すごく立派よ。
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by kumorinotini | 2008-08-23 09:05 | スポーツ

なでしこJAPAN

とはよくも名づけたり、と思うの。
実に秀逸なネーミングだわ。

「なでしこ」はたぶんお花のそれであり
「やまとなでしこ」の「なでしこ」だと思うんだけど
漢字で書くと「撫子」なの。
撫で、いつくしんだ可愛いわが子ということ。
花の形と色はひかえめで、
ピンク系の可愛らしい色の可愛らしい花よ。

女子サッカー選手の「なでしこ」達は
けっして可憐でもひかえめでもなく
溌剌としてるしパワフルで闘争心にあふれているわ。
それでもアナウンサーが「ガンバレ、なでしこ達!」と叫んだり
新聞に「なでしこ達」と書かれたとき、
そこになんともいえない選手に対する慈愛の心がにじみ出るような気がするのよ。

「なでしこJAPAN」。

本当に良い名前だと思うわ。




頑張りましたね、「なでしこJAPAN」。
お疲れさまでした。
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by kumorinotini | 2008-08-22 11:20 | スポーツ
<シンクロ>
いや~~3位死守できてよかったわぁ。
中国チームの二人の足技が最後の方で乱れた時は「ありがたいっ」と思ったもの。
でも、そのあと日本の二人も乱れてしまったら何にもならないので、
最後の30秒くらいは見ている私も息ができなかったわ。
とにかく素晴らしい演技ができてよかったぁ!!

それにしても、ロシアの二人の同調の完璧さ、とんでもないわね。
途中からCGなんじゃないかと思ったわ。
人間わざとは思えないけど、人間がやってるのよね?

やっぱさー3位もすごいのよ。
日本はもっと喜ぶべきだと思うわ。



<男子200m決勝>
ウサイン・ボルトの200M。
世界記録更新。
100年は破られないだろうって言われてたのに。
2・3位の選手がまったく追いつけないなんて。
とんでもないわね。

でも、ゴール後アメリカの選手がボルトを追いかけてきて、
『お前、本当にすごいな』という笑顔で、
ボルトを抱え揚げた姿がとても印象的だったわ。
名前わからないけど 素敵な選手。
(スピアーモン?)
自分より優れた者を(たぶん)気持ちよく称えるなんて
スポーツマンシップだわ。
なんだかボルトよりもあの笑顔の方が記憶に残りそう。
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by kumorinotini | 2008-08-21 15:20 | スポーツ

ミラーサイトだったのに、本家になっちゃって・・・


by kumorinotini